子供から大人まで健康の基本は食事から 成長期にある子供達が心と体の健康を保持、増進していくには偏らない適量の栄養素を約50種類必要とします。
そうした栄養素をバランスよく摂取することの出来ない食生活では子供達は体だけではなく、心の健康まで崩しているのです。
幼児期から高校生くらいまでの子供がいるご家庭なら食事内容を振り返ってみてください、自分のところは本当にバランスの取れた食事をしていると自信をもって答えられる人が何人いるのでしょうか
それ以前に子供の心と体の健康にとってどんな食事がいいのかすら分からない人もいることでしょう。
最近の食事のメニューを思い出してみてください、カロリーの多い動物性脂肪に偏った食事たとえばカレー、ハンバーグ、スパゲッティ、焼肉などが中心で心や体を生き生きとさせるビタミンやミネラルを含んだ野菜、魚、豆類、海藻類などが少ないことに気がつかれることだと思います。
またスナック菓子やカロリーの高い清涼飲料水の多量摂取は心と体の健康にとっては大きな問題です。
イライラしたり、ムカツク、キレル等は言ってみれば心の不健康、心に必要な栄養が不足しているのです。
ビタミン、ミネラルが不足する食生活が子供の脳の発達を妨げるばかりか精神的な問題まで引き起こしやすくするのです。
WHO(世界保健機関)が「子供の低栄養と精神発達」というテーマでシンポジウムを行いましたがその中で「発育盛りの子供達にとっては軽い栄養不足でも知的遅れと精神状態の不安定さが見られる」との報告がありました、またアメリカの上院報告書(マクガバンレポート)でもビタミン、ミネラルの不足が心の健康を害すると指摘していますし、 「学力低下、イライラする、キレル、引きこもる等の原因は食生活の乱れからくる」これは最新の脳科学研究所で栄養状態と知能指数IQとの関係を調べたところ明らかになり「栄養状態の良い子供ほど知能指数IQの高いことや精神的な問題が少ないこと」が報告され食生活の大切さが改めて浮き彫りとなりました。
心も体も健康な子供に育てるためには栄養のバランスが取れた食事を食べさせることがもっとも大切なことなのです。
4つのお皿を使って子供達と食材を一緒に選んだり食の大切さを教えたりしながら子供達が幸せになれるような食事を作ってあげてください。 4つのお皿が心も体も元気な子供を育てるお役に立てれば幸いです。
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